覚太郎のブログ

営業マンの頭の中 心の中 表現まで

世の中の 右 左 から 上 下 vol.4

どうも ばりばり現役営業マンの覚太郎です。

昨日は無事にメーカーの表彰式を終えることが出来ました。全国の販売店から約4,500名がエントリーされ、その中から表彰を受けるのは約6%の270名。更に、この表彰を5年連続GETすると、ちょっとした称号を頂けるんです。今年はジャスト5年目でこの称号をGETできました。

その名も『ロイヤルマスター』。

人数でいうと11名でした。過去にポケモンマスターになった時以来、マスターとは呼ばれてなかったので、照れてしまいますね。わたくし含む11名へのマスターズイレブンには、

・ゴールドフラワー名札

・センターポジション座席

・キメフェイスプロフィール紹介

バツグンタイミング登壇

・ゴールドプレート景品

・サンセットオーシャンビューホテル

・殿堂セールスマンプレートへの名入れ

などなど、これでもかってぐらいくすぐるステータスポイントが準備されていました。関西イチcoolなコピー機営業のわたくしも、口数が増えた1日でした。

その式典を見渡しているとわたくし達ロイヤルマスターがちやほやされている以外に、気づくことがありました。

これまでちゃんと周り見えてなかったですね、反省。何に気づいたかっていうと、

営業マンの年齢層が高い。

他社販売店では、歳上の先輩営業マンの方が多かったです。わたくしたちの会社ではコピー機はどちらかというと若手が大半なTEAMを組んで販売しているので、ちょっとしたギャップを感じました。

『コピー機業界の高齢化・・?』

これが進んでいるか進んでいないかでいうと、間違いなく進んでいるでしょう。そこ自体はフツーの話です。でも気になってしまったこと、

『他の販売店、若手イケてる・・?』

気になって表彰式後の交流会で、数社の販売店の方に話聞いてたら、若手イケてるっていうか、ほぼイナいらしいです。で、そんな中もらった質問が、

『どうやって若手を活かすか?』

っていう内容。この質問で、ある商談を思い出した。

 

2ヶ月前ほど前に、わたくしたちのコピー機の入れ替え案件で競合(わたくしたちが扱えない他メーカーの直販部隊)になりました。で、商談が進めば進むほど、変化していくことの1つに、面談するお客さまの役職がドンドン上がっていくこと。

一般的には先方の役職者に合わせて、こちらも相応の役職者を一緒に連れていきます。ただその競合の商談では、この役職者が出てくるスピードが異様に早かった。商談では『なんか変?』と感じた時は間違いなく、どっか変になってます。

その感性で合っています。で、結局この時何が起こってたかっていうと、他社の若手の営業マンがドンドン上の役職者連れてきて、

『・・上の方、紹介してください。』

って、やってたと後から聞きました。結果、この商談は勝てた(守れた)ので、たまたま後から話しを聞けてわかっただけのこと。危なかったのが、その上の役職者達は結構な年配の方々で、

『フツーに営業力あった』

らしいです。

 

あぶねーーーーーすぎるっ!!

 

たまたま会う人が変わっていれば、間違いなく刺さる可能性もあるので、一歩間違えれば負けてた商談。

 

って、いう商談を思い出した。このドンドン役職者をお互い上げていくっていうのもいいかもしれないですけど、年配の方々が営業力あるっていうのが、フツーに凄かったし、それが他社だったので恐かったです。

つまり若手を活かすには、

『上の営業マンはエラくなっても、さらに営業力つけ続けなさい』

って、ことですね。

机の前であーだ、こーだ言うのをグッと抑えて、若手から現場に呼んでもらう。で、呼んでもらったらドーンってクローズする。

クローズする自信がなければ、引退するしかないでしょ。若手には、この場を作るっていう難易度トリプルAにチャレンジしてもらうのがやっぱ良い。

で、バリバリいきがってもらいたい。

『クローズしたアンタが偉いんじゃねー、案件見つけて、場を作ったオレが偉いんダヨ!』

と。

いつまでも、メーカーの表彰式に上の営業マンたちばっかじゃ面白くないですよね。

わたくしはこんなエピソードを話しながら、『で、どーする?』の間を図っていました。

で、他販売店の歳上営業マン達に向けて、かなり強めの口調で最後にこう伝えました。

 

『で、今後はどうされるおつもりでしょうか?(敬語)』