世の中の 右 左 から 上 下 vol.17
どうも ばりばり現役営業マンの覚太郎です。
先日放送された24時間テレビ。
これが終わるといよいよ夏も終わりかなっていう気分になります。ブルゾン、ナイスラン!わたくしも慌てて、ランニングシューズを磨きました。
小学生の頃は24時間テレビが終わると、悲しかったです。まだ終わっていない宿題が山ほどある事実が頭をよぎるんですね。
そこから、宿題を終わらせるために『ただ追い込む』。夏休みの宿題って量がハンパじゃないので、タフだしパワーがかかりますよね。
追い込みが終われば一安心な気持ちと同時にやって来る達成感!いますぐにでも夏休みを終えて、新学期のクラスに飛び込みたくなる気持ち。
わたくしの小学時代の夏休みはこんな感じでした。
・・営業的にいうと『アウト!』です。
宿題が残ってる ≒ 数字が残ってる。
そもそも月末に数字が残ってる状況がアウト!ほんのちょっとだけ先のことを考えれば、その状況になることは分かります。それでも数字が足りなくなる時はあります。
営業は相手(お客さん)ありきなので、夏休みの宿題みたいに自分だけがんばれオッケー!にはならない。
ただ必要以上にパワーが必要になるので、月末追い込みは本当に避けたいですね。
仮に追い込んで上手く数字がいけたとしても、そこで達成感を感じてはいけません。その達成感が欲しくて、また月末まで数字を残してしまいます。
で、いつか数字が回らなくなって収拾がつかなくなって悪いクセがつく。
じゃあ、月末数字足らなくても追い込みしなくていいよ!ってことでは、もちろんなく。月末に数字が足りなければ、全て踏まえた上で営業をせざるを得ない。
ただ、そんな時は
『イヤなことは先に伝える』
を徹底しましょう!
いわゆる『先出し』ですね。
月末に決めて欲しくてやって来る営業マンに商談終盤で『いま、結論ください』と迫られるお客さんの気持ちを考えてみると、、
どんなに良いな!って思うプランでも、後出しで『いま決めて、印鑑ください』なんて言うと、『え?いま決めるの?』、『先言ってよ』、『もっと月の初めに来てよ』ってなります。ゲリラ感がハンパじゃない。
だから、せめてお客さんにはイヤなこととか言いにくいことも先に言う。
営業マンもバカじゃないので『これ、言われたらイヤだな』とか『ここ、突っ込まれたらイヤだな』とか絶対自分で分かってるはずです。
その場で沈黙切ってスルーでいけても絶対、後で事故ります。
『で、どーする?』
まずは余計なパワーをかけなくて良いように月末集中型はやめよう。
9回2アウトからの逆転劇!
ロスタイムからの巻き返し!
ヒーローは後から登場!
そんなかっこいい感じはスポーツ、アニメ、映画だけで十分です。ビジネスにはそんな劇的感、不要。
それでも追い込まれた時には、月末追い込み解禁。それは会社とか仲間に対する最低限のマナーとして。
お客さんに対してははやる気持ちを抑え、冷静に『イヤなことは先にお伝えする』。それがお客さんに対する、マナー。
こちらがイヤだなって感じるだけでお客さんはイヤじゃないかもしれない。それで問題なければ、ご成約いただく。
明日から9月。
わたくしもマナー守ってがんばります。